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ピクチャーレールの取付け

「壁に画を掛けたいんだけど、自分でできるものですか?」

「壁の下地はどうやって探せばよいですか?」

こんな質問をよく受けます。

今日はそんな悩みを解決する簡単な方法を紹介いたします。

画やコート掛け、時計など、生活をしていると壁に掛けたくなるものは多いものです。
しかし、かといって木造住宅の壁は意図する場所にどこでも釘やビスを打ち付けてひっかけるわけにはいかないんです。
工法の違いはあるにせよ、ほとんどの木造住宅や、軽量鉄骨造りの住宅の壁は、間柱と呼ばれる柱が約45センチや40センチ毎に並び、その上に12ミリぐらいの石膏ボードを貼りつけています。そしてそのさらに上にビニールクロスやペイントの仕上げをしています。

ツーバイフォーの場合の間柱

12.5mmの石膏ボードを貼った状態

ですから間柱のない場所に釘を打ったとしても、12mm程の石膏に刺しただけなので、当然少しでも重さがかかると徐々に動き、ゆるくなり、いずれは落下してしまうでしょう。
これの解決策は、とても沢山あり、それぞれ紹介していたら長くなりすぎてしまうので、今日は一番簡単でお手軽な方法を紹介します。
あまりにも簡単な方法なので、知ってる方も多いとは思うのですが、私の感覚では知らない方がとても多いなと感じるので、知ってるって方はさらっと読み流してください。

ハンマーやドリルなどの道具は何もいりません。
ただお近くのホームセンターに行っていただいて、下の写真のようなでっかくて斜め45°に針が出ているフック付の画鋲を買ってきてください。

左下の白いやつです。CDは大きさ確認用の対象物です。

これを壁の、例えば画を掛けたい部分に突き刺すだけです。
これで大概の画なり時計なりはOKでしょう。
購入の際商品の裏などに耐荷重を書いてありますのでそれを参考にしていただくのが間違いありませんが、ちょっとぐらいオーバーしてても結構いけると思います。
あまりいい加減なことは言えませんが、我が家では写真よりもまだ大きな絵や時計、カレンダー、写真など、あらゆるものを掛けています。

ただ、依頼があって今日取付に行ってきたお家の画は規格外に大きかったので(重さは7~8㎏ぐらいはあったでしょうか?)、ピクチャーレールという内装材を使ってしっかりと天井から吊ってきてあげました。
一口にピクチャーレールと言ってもボードの中に埋め込んでしまうタイプや、とっても薄くてほとんど存在感のないものなどたくさん種類があるのですが、今日付けてきたのは比較的一般的なものです。

大きな吹き抜けだったため、簡易足場を使っての施工でした

天井と壁の取り合い部分にレールをビスで固定し、そのレールにフック付のワイヤーを吊り下げてそれに画などを引掛けるものです。
これだと上下左右が自由に調整できるので、吊り下げるものや画などの大きさに左右されず安定して飾ることができます。
耐荷重はワイヤーなどの種類にもよるのですが、今日取付けたものはワイヤー一本につき20㎏というものでした。

上から

今日はとても簡単なものと、業者さんによって施工するものと両極端でしたが、私がお家を建ててきた上で、壁に何かを取り付けるというのは皆さんにとってかなり大きな悩みになっていると感じていますので、今後も『棚の取付方法』や、『少し重いものの固定方法』など、少しずつ紹介できたらなと思っております。